工事前の近隣あいさつ文の書式は?
家の取り壊しをする前に、業者と一緒に近隣あいさつを行う予定です。今後の近所付き合いに支障が出てしまうといけないので、近隣クレームはできるだけ回避したいと思っています。伝えるべき重要な内容を口頭だけで伝えると誤解が生じてしまう可能性もあるので書面を持参しようと考えていますが、どのような文面を書けばよいのでしょうか。
工事でご迷惑をお掛けするお詫びとお願い、工期、連絡先を記載していただくとよいでしょう。
あいさつ文に求められる役割
工事前のあいさつ文に求められる役割には、下記のようなものがあります。
協力のお願い
工事中にご迷惑をお掛けすることに対し、ご協力いただけないかというお願い。
工事名称
どんな工事をするかという、概要を簡潔に著す名称(○○邸解体工事)
工事場所
どこの住所で工事が行われるのか、場所の明示
発注者
工事を発注した責任の所在を、発注者として明示
工事期間
工事を行う期間の明示(天候等の影響で伸びる可能性も考えられるため長めに記載するとよい)
工事時間
作業を行う時間の明示(主として行う時間よりも、開始時刻を早めに終了時刻を遅めに、記載しておくと良い)
休日
工事を休む曜日の記載
施工業者
工事を請け負い、実際に作業を行う業者の明示
施工業者住所
工事を行う会社の住所を明示
施工業者担当者
工事の窓口となる担当者を明示
施工業者連絡先
工事会社の連絡先を明示
丁寧なあいさつでクレームの防止につなげる
工事前のあいさつ文の書式で配るのは、本来であれば解体工事会社に期待したいところですが、もし解体工事会社が行わないのであれば、施主が行うよりほかありません。事前に、丁寧なあいさつを行い、書面に必要な情報を記載することにより、クレーム予防やクレームの早期解決につなげることができます。口頭での話しだけでは、相手側の記憶間違いやこちら側の説明不足による誤解が生じるリスクがありますが、あいさつ文を書面で提出することにより、そのようなリスクを軽減することができます。さらに、あいさつ時に、顔を合わすことのないご家族全員にも、工事の概要を認識してもらうことができます。ぜひ、行うようにしましょう。書式を添付しますので、ご活用下さい。
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