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解体現場に別会社の重機が来るのはなぜでしょうか。

現在、家の取り壊しを行っていますが、解体現場に自分が依頼した業者とは異なる社名が入った重機が置いてあります。なぜでしょうか。私が契約をした業者が作業もするものだと思っていたので、少し心配です。

下請け業者が来た、あるいは重機をリースした、業者が中古の重機を購入した、などの理由が考えられます。

下請け業者

解体工事の場合、下請け業者が工事を行うことは珍しくありません。例えば、ハウスメーカーで建て替え工事を行う場合、解体工事を行うのはハウスメーカーではなく下請けとしてメーカーに加盟している業者ですから、解体に用いる重機も下請け業者の重機となります。又、解体工事会社に工事を依頼したとしても、解体工事会社が丸投げするだけの業者(建築工事の丸投げは禁止されていますので、施工管理は行うという体裁になっています)であったり、通常は自社で解体する業者であっても繁忙期等の理由で別の業者に下請けに入ってもらい、工事を回している可能性もあります。

重機をリースしている場合

解体工事の会社の中には、会社立ち上げ直後しばらくの間は重機を保有するゆとりがないためや、そうでない解体工事会社であっても固定費を削減するという経営戦略から重機を保有せず、他社から重機を借り受けることもあります。通常重機のリースといえば、リース会社に依頼するのが一般的ですが、知り合いの解体工事会社から借りた方が安上がりになる場合は、リース会社ではなく知り合いの会社を選択することもあり得ます。

中古重機の使用

車の買い換えと同じく解体工事会社も重機を買い換えます。その際、古い重機は下取りされ、中古重機として市場に流通することになります。通常であれば、販売時や購入後すぐに社名を消すなどの作業を行いますが、何らかの事情でそれが間に合わない可能性があります。

社名の変更や合併

解体工事会社が社名を変更したり他社と合併することで、組織が変わっていたりする可能性があります。重機の塗装が社名変更に追いつかず、名刺や契約書の名称と異なっているかもしれません。

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