施主の近隣あいさつ時に、手土産は必要でしょうか?
家の取り壊しの前に、近隣にお住まいの方へ工事に伴う騒音などをお詫びするためにあいさつ回りをしようと考えています。そのときには何か手土産を持参するべきなのでしょうか。持参したほうがいい場合は、一般的にはどんなものが最適とされていますか?
簡単な粗品を持参した方が丁寧な印象は持たれやすい。
決まりはない
粗品に関する決まりが何かあるわけではありません。特に何も持参しなくても工事は進むと思いますし、手土産を渡さないことに対して「なんで持ってこないんだ」と、近隣の方からの苦情が出るということもないでしょう。
施主の気持ち次第
手土産をお渡しするかどうかは、施主の気持ち次第です。工事中にかけるご迷惑に対して「申し訳ない」、「協力してもらってありがたい」という気持ちがあれば高価なものでなくとも、何か用意しお渡しいただくと良いと思います。
渡した方が丁寧な印象
近隣の方も粗品に期待をするわけではないと思いますが、何かもらったら「協力して上げよう」という感情がわく方が多いのではないでしょうか。工事に対して前向きな気持ちを持っていただくということは、その後のクレーム防止にもつながります。加えて、工事後も「あの人は丁寧な人だった」と感じていただく切っ掛けにもなりますので、メリットは大きいと思います。
渡していただくことをお勧めします
解体工事の際に、なにか近隣の方からの苦情があると工事の進捗に支障を来すばかりか、施主の精神面でも大きな負担となります。特に決まりはないとはいえ、クレーム防止のメリットや近隣の方に対する誠意を踏まえると、渡していただいた方が良いのではないでしょうか。
粗品の例
粗品として渡されるものとしての代表例をご紹介します。どの家庭でも使うような消耗品が無難でしょう。
洗剤
洗濯用洗剤やキッチン用洗剤です。
サラダ油
料理に使う油です。ボトル一本程度を渡します。
タオル
ハンドタオルやフェイスタオルです。
ラップ
調理で使うラップです。