看板の基礎を解体撤去する工事は誰に依頼すればいいのでしょうか?
看板の基礎だけを撤去してほしい場合、どんな業者に依頼するのが良いのでしょうか?基礎だけでいいので、それほど費用がかからないと思うので、できるだけ安いところを探したいです。トラブルにならないような、きちんとした業者で安く工事をしていただける会社の探し方のコツも知りたいです。
解体工事会社、もしくは土木業者であれば工事ができる可能性が高いです。基礎が立っている条件や状況によって対応の可否が変わってきますので、まずは現場近くの業者に相談してみましょう。
軽微な基礎撤去工事ならたいていの解体工事会社・土木業者が請け負える
看板の大きさや設置箇所の条件によってそれに耐えられる基礎が作ってあるため、基礎の種類によって撤去工事の方法や、対応できる業者が変わってきます。 軟弱地盤ではない箇所で、目安として約5m以下の小さめの看板であれば、基礎もそれほど頑丈に設置されていません。その場合であれば解体工事会社に対応してもらえる可能性が高く、土木業者でも相談可能な場合があります。 このような軽微な基礎撤去工事でしたら1日で終わる作業も多いので、業者の移動距離が近いほうが、人件費や運搬費などの費用が下がり、金額が安く出る可能性が高いと言えます。そのため、撤去を予定する場所の近隣業者を中心に相談するとよいでしょう。
大きな看板基礎の撤去や施工条件が厳しい場合は、業者が限られる場合も 目安として約5m以上の大きな看板や軟弱地盤の基礎には、杭打ちなどの地盤改良がなされていたり、より大きく深い基礎が設置されている場合がありますので、比較的大がかりな工事となります。 掘削工事は重機を使用するので、より広いスペースを確保したり、道路沿いの工事の場合は交通整理のためのガードマンが必要であったり、杭抜き工事を伴う場合は専門の業者や技術が必要となります。 解体工事会社にはそのような工事実績を持つ業者が多く、スムーズな工事が行えますので、対応してもらえる可能性が高いと言えます。
現場近くの優良な解体工事会社を探して相見積を
ただ基礎を撤去するだけだからといって金額面だけで業者を決めてしまうと思わぬトラブルに発展することもあります。 撤去した基礎や土を法律に沿わない方法で廃棄してしまう業者や、工事後にきちんと整地せずに穴が開いたままにしてしまう悪質な業者がいるのも事実です。 まずは現場近くの業者にいくつか声をかけて相見積りをされることをおすすめしますが、きちんと国の工事許可を持っていて誠実な作業と対応をしてくれる業者であることを確認してから、金額面の比較をしましょう。 また、工事の発注を決める際には、必ず現地での打ち合わせと、その内容がきちんと反映された契約書の取り交わしを忘れないようにしましょう。
基礎撤去工事は追加費用発生の可能性が高い
基礎の撤去工事は地中部分の掘り起こしを伴うため、事前に全ての金額を出すことが難しく、 工事途中で追加作業が必要と判明した場合は別途費用を請求される可能性があります。 もし設置時の状況が分かる資料や図面があれば予め地中の状況の想定ができますので、業者側で金額の予想がしやすくなります。 もし工事中に追加費用が発生してしまった場合は、必ず業者と一緒に現地の確認をして説明を受け、追加費用の見積りを出してもらってから、引き続きの工事をお願いするようにしてください。