会社を断る際にトラブルになりませんか？

解体工事をするにあたって、いくつかの業者で相見積りをしました。金額と対応を比較した結果、依頼したい業者が決まったので他社に断りの連絡を入れようと思いますが、無理に引き止められたり、見積り代金を請求されたりなど、トラブルにならないでしょうか？

余程の悪徳業者でない限りは問題ないですが、感謝は伝えた方が良心的といえます｡また、契約後に断りを入れた方が食い下がられる心配は少ないといえます。

ほとんどの場合、問題はない

解体工事会社と聞いて怖い人がいるのではないか、というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの場合は良識的な対応をしてくれることでしょう。電話やメールで断りたいという意志と、それについての理由（金額が他社の方が安かった、他の担当者の方が相性がよかった、親族の紹介があった）を伝えれば、「残念ですが分かりました」と了承してくれる業者がほとんどです。

お礼は言った方が良い

仕事とはいえ、担当者も一生懸命対応してくれたことと思いますので、最低限のお礼は伝えていただくと良いでしょう。「良くしていただいてありがとうございました。折角頑張っていただいたのにすみません」と伝えていただければ担当者としても、悪い気はしないでしょう。

もし、悪徳業者であった場合

上記のような断り方をすれば、普通は引き下がるものですが、もしも相手が悪徳業者であった場合は、何らかの言いがかりをつけてくることもあるかもしれません。他の業者に対する根拠のない誹謗中傷をしたり、見積り無料といっていたのにも拘わらず、費用を請求してくることも考えられます。そのような場合には、毅然とした態度で断る姿勢を見せることが必要です。業者としても施主から実害を訴えられてしまうと、営業に支障が出てしまいますのでそれ以上のことはしないでしょう。

食い下がられるのがいやな場合には

もしも、解体工事会社から食い下がられるのがいやな場合には、候補業者との契約後に断りを入れるのがよいかもしれません。解体の営業の場合は、それほど多いとはいえませんが中には、「契約してもらえるまで帰りません」というような一方的な主張を行う営業担当者も存在します。そのような攻勢を受けたくない場合には、念のため他業者との契約後に断りを入れ、「既に契約してしまったのですみません」と伝えれば、さすがの担当者も引き下がるはずです。