工事中の家の中を通行人に見られたくないのですが
間もなく建て替えのために自宅を取り壊す予定です。工事期間中ずっと近所の方に家の中を見られてしまうことに抵抗があるのですが、プライバシーを守るために何か方法はないでしょうか。業者に相談すればそのように対応してくれるものでしょうか。
全面養生ができる可能性もありますが、見られてもいいよう恥ずかしいものは片付けておくのが良いでしょう。
四面養生が可能な場合もある
解体工事の際に近隣への迷惑を低減する、という理由で仮囲いを行います。通常は近隣と隣接している面のみを行いますので2〜3面の養生が一般的ですが、全面囲いで工事を行うことも可能な場合があります。
敷地が広い場合
庭の部分に足場を立て養生を掛けます。
敷地が狭い場合
建物が道路ぎりぎりまで立っている場合は、役所へ道路使用許可を届出、道路上に囲いを設置します。
解体工事会社としてはイレギュラーな工事内容となりますので、対応可能かどうかは工事業者の判断に委ねられます。一度、担当者に確認をしていただくと良いでしょう。
費用は余分に掛かる
養生面積を増やす場合、費用は余分に掛かってしまいます。建物の周囲長に加えて、重機が入れるだけのスペースも確保する必要がありますので、養生費用が通常の倍以上になってしまう可能性は覚悟する必要があります。プライバシーを確保するためにお金を掛けるかどうかは、質問者様の価値観ですので一度見積りを取って検討していただくと良いでしょう。
見られたくない物は片付けておく
解体工事の際に、家屋内部が露出するのは不可抗力ですので、家財を処分する時に見られたくない物は一緒に片付けるのが良いでしょう。見られたくない物が一部であれば、解体工事会社や不要品回収業者にその部分だけ事前に撤去してもらった方が、養生面積を増やすより安上がりな場合もあります。詳しくは、担当者に家屋内部を見られたくないという気持ちを伝え、最良の方法を考えてもらいましょう。