後で断りやすい見積り依頼方法はありますか?
解体業者から見積りを取ろうとしていますが、一度声をかけてしまうとしつこく売り込まれたり、食い下がられたりしないか心配です。住所や電話番号も伝えてしまうので、契約しないことになった場合に電話や訪問があると困ります。後で断りやすい見積り依頼の仕方はありますか。
あらかじめ他の業者と比較することを伝えておくのが一番です。また、解体自体を迷っている、親族との話し合いがまとまっていない、知り合いの紹介業者がある、という内容も断りやすい要件です。
他の業者と比較している
今日において解体工事の相見積りは一般的です。業者としても比較されることには慣れていますので、事前に伝えておけば過度な期待はされないでしょう。
解体工事自体を迷っている
放置されている空き家の解体の場合などには壊す必然性がないため、「まだ迷っているが費用によっては解体をしたい」という依頼をすれば、業者にも趣旨が伝わると思います。一般的に珍しい内容ではないので、業者も心構えをしてくれることでしょう。
親族の話し合いがまとまっていない
相続が絡む物件では、親族の話し合いが必要な場合があります。「親族との話し合いがまとまっていないが、話し合いを進めるためにも見積りが必要です。ただし時間は掛かります」というような依頼の仕方をすれば、業者も時間が掛かることも理解してくれます。
知り合いの紹介業者がある
知り合いから業者の紹介を受けている場合には、その旨を伝えていただくのも一つの手です。「知り合いから業者の紹介を受けているが、どんな業者かも分からないので自分の目で比較したい」と伝えていただければ、業者としても見込みは決して高くないという判断をしてくれることでしょう。
上手に活用
虚偽の内容を伝えるのは良くないですが、実体に沿って断りやすい依頼の仕方をしていただくのは良いと思います。ご自身の状況と照らし合わせ、円滑に見積り依頼を行っていただくと良いでしょう。なお、いくら断りやすい依頼の仕方といっても、期待をしてしまうのが人間です。見積りのために動いてくれた業者への配慮として、断ることが決まったら早めに伝えましょう。