作業員が外国人かどうかを確かめる方法はありますか?
解体工事現場や工事現場で外国人が働いているのをよく見かけるので、自分の解体現場でも外国人の作業員が来る可能性もあると思いますが、正直なところ、外国人に怖いイメージがあるので、現場でこちらから要望を伝えたときにうまく解決するのか不安です。作業現場に外国人が含まれるかどうかを事前に確認する方法はあるのでしょうか?
営業担当者に聞いていただくのが良いでしょう。外国人に怖いイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、大切なのは国籍ではなくコミュニケーションが取れるかどうかです。
営業担当者に確認すると良い
作業員の国籍は見積書やホームページに現れることはありませんので、確認をするためには営業担当者に質問するしかありません。「御社の作業員は日本人ですか」という質問を営業担当者に投げかけていただければ確認することはできるでしょう。
外国人労働者の実態
以前より解体業界に従事する外国人労働者は多数存在します。国籍として多いのは韓国人、中国人、トルコ人、ブラジル人といった国々が挙げられます。高い日本語能力を必要とされないことが多く、日本人にも敬遠されがちなハードワークであることから、外国人労働者は業界内の貴重な労働力になっています。ある意味グローバル化が進んでいる業界であるといえますが、反面「いきなり外国人が近隣あいさつに来て、言葉も通じず怖い思いをした」、「現場で質問をしようと思ったら、外国人ばかりで言葉が通じず困った」というような問題も生じています。
大切なのは国籍ではなくコミュニケーション
施主の中には外国人労働者に対して、あまり良いイメージを持たれない方もいらっしゃるかもしれません。私達日本人は、島国であまり外国人に接することに慣れていないため、多少は仕方がないかもしれませんが、私達も海外に出れば外国人です。それにも拘わらず国籍だけでダメだ、と判断するのは偏見ではないでしょうか。大切なのは国籍ではなく、現場でコミュニケーションが取れる態勢を取っているか、という会社の姿勢だと思います。周囲への工事説明を行う近隣あいさつで、日本語が通じないのは致命的ですし、現場にも常に日本語での流ちょうなコミュニケーションが取れる状況は作っておくべきです。そのような点を配慮した人員配置であれば、安心して任せられる会社といえると思います。