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見積り項目に漏れがないか確認する方法はありますか?

解体工事の見積りをお願いしましたが、見積書を見ても自分の要望が反映されている見積りなのかどうか分かりません。工事が始まってから追加費用が発生するのは嫌なので、項目に漏れがないかしっかり確認してから契約をしたいのですが、どうやって確認するのが間違いない方法でしょうか。

見積書を持参して現地立ち会いを行うのが最良の方法です。解体範囲を写真や建物図面に図示してもらうのも有効な方法です。

現地立ち会いがベスト

ただでさえ分かりづらい解体工事の見積りですが、解体希望の建物が複数あるケースや、敷地内に庭石・庭木がたくさんある場合は、見積りにどこまで含まれているかの判別は容易ではありません。また、建物やブロック塀等の構造物を部分的に撤去する場合は、解体範囲や補修工事について明確に確認しておくことも大切です。そのため最良の方法として、「見積書を持参して現地立ち会いを行う」ということが挙げられます。見積書と照らし合わせながら、「この項目はこの石の撤去」、「部分解体はここからここまでの範囲」、「補修はこのような仕様で含まれている」というような確認を行っていただければ、内容を明確に理解できるでしょう。契約を控えているのであれば、その場でマーキングを行えば着工前に現場立ち会いをする手間も省けます。

建物図面や写真への図示も有効

現地立ち会いが難しい場合には、建物図面や写真に図示を行うことも有効です。解体工事会社の手間は多少増えますが、文章で示されていた見積り項目が絵になって表現されることで、誰にでも分かりやすい形式となります。建て替えを行う方であれば、建設業者から現況図(現在の敷地の形状、建物の配置、構造物の配置が記載された図面)が提出されていることと思いますので、そちらを利用していただくと良いでしょう。また、解体工事会社が写真を撮っていないようであれば、施主が建物の周辺を写真に納め解体工事会社に送り、業者から図示されたものを返送してもらうことで業者の手間を軽減できると思います。

納得いく形で契約すること

内容が分からないと質問することに躊躇してしまいがちですが、分からないことは恥ずかしいことではありません。しっかりと納得いくまで解体工事会社に確認を行い、すっきりとした気持ちで契約を交わすのが後々のトラブルを防ぐ大切なポイントです。

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