仲介会社と解体工事会社はどのような結びつきなのでしょうか？

解体工事を検討しているのでインターネットで調べてみたら、解体業者を無料で紹介してくれるサービスを提供している会社がいくつか存在しているようですが、このような仲介業者と解体業者はどのような結びつきがあるのでしょうか。問い合わせが来た地域のお客さんを単に紹介するのみなのでしょうか？

契約書や加盟書を交わしている場合もあれば、口頭だけでのつきあいというケースもあります。つきあいの深さはお互いの取引量や関わり方によります。

ケースバイケース

仲介業者と解体工事会社の取引はケースバイケースです。両者が取引を行う上での契約書や、仲介業者のサービスへの加盟書を交わしている場合もあれば、口頭だけで紹介をするような間柄もあります。付き合いの深さに関しても、取引量や関わり方により様々です。

取引の量

取引の量は、解体工事会社を施主に対してどれくらいの頻度で紹介できているか、ということです。紹介の頻度は仲介業者がどれくらいたくさんの施主から、声を掛けてもらっているかに委ねられています。取引の量が多ければ両者の結びつきはより密接になりますし、量が少なければ疎遠になります。結びつきが密接である方が、仲介業者が解体工事会社をコントロールする能力も高いため、施主に有利な条件を引き出しやすいといえます。

関わり方

関わり方は仲介業者が解体工事会社の業務に、どこまで踏み込んでいるかということです。ただの紹介にとどまっている場合もあれば、お客さまへの接し方に関するコンサルティングを行っているケース、マッチングサービスを越えた経営全般のコンサルティングに踏み込んでいるケースなど、関わり方は多様です。仲介業者の関わり方が深ければ深いほど、解体工事会社をコントロールする能力は上がり施主のメリットにつながります。

仲介業者の沿革や協力業者募集のページから判断ができる

両者の結びつきの深さについては仲介業者の沿革や、協力業者募集のページから判断することができる場合もあります。仲介業者が解体工事会社に対してどのような姿勢で付き合おうとしているのか、仲介業者はどんな理念のある会社なのか等によって、解体工事会社に対してどのようなサービスを行っているか判断できます。解体工事会社と結びつきの深い仲介業者を選択したい方は、意識して仲介業者のホームページを見ていただくと良いでしょう。