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解体工事中は重機を現場に置きっぱなしにするものなのでしょうか?

現在解体工事中ですが、夜間や休日など、作業時間以外に重機が現場に置きっぱなしになっています。作業が終われば事務所に重機を持ち帰るものと思っていましたが、これは一般的なのでしょうか。依頼側として何か実質的な問題があるわけではないのですが、ずさんな業者というわけではないのでしょうか。

一般的です。経費削減の観点からも合理的といえます。

重機を動かすのには余分な費用がかかる

解体工事に使用する重機を動かす場合、重機を自走させて公道を走行するのではなく、トラックやトレーラーに積んで重機を運ぶ必要があります。重機のトレーラーへの積み降ろしは重機の操縦免許を持つ作業員が必要となりますし、トレーラーの移動にも特殊な運転免許を有した運転手の確保が求められます。又、時間やガソリン代も余分に係るため、毎日重機を持ち帰るとことは合理的ではありません。

経費を減らすことで解体費用を削減できる

無駄な経費を削減することにより、割高な見積もりになることを防ぐことができます。重機を現場に置くことは、業者だけでなく施主にとってもメリットのあることです。

盗難防止の配慮が必要

ただし、解体工事会社は重機が盗難の被害に遭わないように配慮する必要があります。キーを差したまま重機を放置しておくことは盗難の可能性が高まり、万が一盗難が発生した時には工事の遅延や被害届の提出など余分な事柄が増え、施主の時間を奪ったり迷惑をかけることになります。他にも、無免許の人間が勝手に重機を運転できてしまうような状況を作り出すことは危険といえます。

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