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ハウスメーカーの解体費用のマージンはどのくらいですか?

家の建て替えをします。新しい家はハウスメーカーに依頼することになっていますが、古い家の解体も一緒にハウスメーカーに依頼するとマージンをとられるのでもったいないと聞きました。少しのマージンならば解体業者を探す手間を省くためにハウスメーカーに頼んでしまってもいいかなと考えていますが、マージンとはどのくらいなのでしょうか。

2〜3割が一般的です。解体工事会社に直接依頼するよりマージン分、割高になります。

マージンの平均は1〜3割

ハウスメーカーが解体費用に上乗せするマージンは1〜3割といわれています。参考にできるのは各社が発表しているIR(投資家向け情報)資料です。ハウスメーカーは下請け業者に施工を依頼しているため、「売上高=建物の契約金額」、「売上原価=下請けに発注している金額」と見なすことができます。例えば、大手D社を例に取ると、2013年度の売上高が2兆円、売上原価が1.59兆円となっており、それらから導き出されるマージンは21%です。厳密には住宅以外の事業が含まれてしまいますし、住宅の中でも解体・外構・大工・設備といった様々な工事品目によってマージンが異なるため、正確な計算方法とはいえませんが概要をつかむには十分といえます。

それ以上にマージンを取っているケースもある

マージンの平均は1〜3割ですが、営業担当者の経験談等を聞いていると、それ以上マージンを乗せているケースがあります。

ハウスメーカーに依頼するメリット、デメリット

ハウスメーカーに解体工事を依頼するメリット、デメリットをご紹介します。

メリット

新たに解体工事会社を探す必要がない上に、工期の調整などの必要性がないため手間を省くことができます。また、万が一の場合の補償やトラブル対応もハウスメーカーが行ってくれるため安心です。

デメリット

解体費用が割高になる、というのがデメリットです。実際にハウスメーカーの施工主任が現場に常駐しいるわけではないので、管理監督が必ずしも十分とはいえません。

自分で依頼するのも一つの手段

メリットやデメリットの大きさをどのように解釈するのかは施主によりますが、仮にメリットに対してデメリットの方が大きいと感じた場合には、自身で解体工事会社を探して頂くのも一つの手です。現在は、インターネットの普及により解体工事会社を探すのが容易になってきていますので、「貴重な建築資金を無駄にしたくない」という方は、一度ご自身で探していただくのが良いでしょう。

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