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「地盤改良工事」とは何ですか?

建築物を建てる際、安定性を保つため地盤に人工的な改良を加えるための工事のこと。

地盤は土または岩石によって構成されているが、大抵は軟弱地盤の下に良好、強固地盤がある。自然の地盤の上にそのまま基礎を作った際、柔らかい地盤の上に重い建造物を建てた場合、建物の重さによって地盤沈下を起こす可能性がある。日本の土地には山を削ったり海や川・池などを埋め立てた場所が多く存在し、宅地の半分は地盤改良が必要な軟弱地盤と言われている程である。建物が均一に沈んでしまう場合よりも問題になるのは、不均等に沈下する「不同沈下」である。

地盤改良工事には、その土地の性質などにより以下のような様々な工法がある。

表層改良工法(軟弱地盤が深度2mまで):表層の地盤を掘削し、石灰・セメントなどを混ぜながら梅戻す方法。

柱状改良工法(軟弱地盤が深度2~8mまで):安定した地盤までセメントを注入、土を柱状に固めた上に基礎を作る方法。

鋼管改良工法(軟弱地盤が深度2m~30m。):鋼管杭を硬い地盤まで貫入、その杭で基礎を支える方法。狭小地など大型重機の搬入が難しい場合に行う工法です。

家を建てる前に行うことの多い工事だが、解体後新築の予定がある場合など、業者によっては解体と地盤改良を合わせて施工してくれる業者もある。

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