「ミンチ解体」とは何ですか?

廃棄物を分別せず、パケットやつかみ機を取り付けた重機を使い建築物を一気に壊す解体方法のこと。

ミンチ解体は足場が要らず工期も短いことから解体費用自体も安く、法律施工前には主流の解体工法であったが、解体で出た廃棄物は木材・金属・ガラスなど様々な資材が混ざっている状態で、リサイクルが出来ず埋め立て処分を行うしかない他、アスベストなども混ざってしまう危険があり、2003年に「建築リサイクル法」が施工され、現在は禁止されている。

現在は分別解体と言われる方法が取られ、廃棄物を種類ごとに分別しながら工事を進めるように定められており、特にコンクリート・アスファルト・木くずは現場で分別しなくてはならない。

分別を行うことにより解体工事で出る廃棄物のほとんどはリサイクルが可能であるが、見積もりが他の業者に比べあまりにも安い場合、違法なミンチ解体を行っていたり、不法投棄をしている可能性もあるので、疑問を感じた際には解体の工法や廃棄物に処理について、業者に説明を求めるべきである。

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